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文章の力
    「なるたけ新しい茄子をえらび、少量の塩で皮をなでるように優しく、
    まんべんなく揉んでやる。手触りが何となく柔らかい感じになったら、
    ひだりの掌に一つまみのみょうばんを広げ、その上に右手で持った茄子を
    くるりくるりところがす」

「文章の書き方」(辰濃和男著)に例文として挙げられている女優、沢村貞子の文である。
美味しい茄子のぬかづけが目に浮かぶ。
なんだか、茄子の糠漬けが不得意な私にも出来そうな気がする。

折も折、先日の青森旅行で新鮮な水茄子を手に入れたばかりだ。

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9月末恒例のサークル旅行は、青森の三内丸山の縄文遺跡であった。
このことは又後に書くこともあると思うが、
前日に訪れた「鯵ヶ沢海の駅産地直売所」では
新鮮な魚や色鮮やかな野菜の豊富さと安さに魅了された。
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旅行初日のこともあり、厳選の結果、
最近手に入りにくくなった小粒の水茄子と「酸っぱいよ」といわれた小りんごと
ニンニクを求めた。しめて700余円!

生で味わったりんごは酸味もほど良く、
残りはアップルパイに? 焼リンゴに? と迷っているうちに
かじれる酸っぱいりんごに大喜びの孫の口に入ってなくなった。

そして水茄子。半分はサッと薄味で煮、残りは糠漬けに再挑戦。
苦手で何度やっても、色よく美味しく漬からない茄子だが、
沢村貞子の文を思い出し、「なでるように優しく、まんべんなく...」
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結果は? まだまだ義母や母には遠く及ばないが、一歩近づいた感がする。
文章の力に他ならない。

次回はみょうばんを手に入れて、「くるりくるり」ところがしてみよう。
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by sawa_keura | 2008-10-16 12:04 | 考える
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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