台風一過の秋晴の日曜日夕方、
バルコニー側の道からさざめきが聞こえてくる。 いつもは静かな日曜日のこの時間帯、 一体何なのだろうと覗いてみると 手にカボチャの提灯を持った子供達と親のグループ。 日頃は見かけない親子たちは地図を頼りに歩いている。 女の子達はお姫様スタイルだ。 我が集合住宅の前は2軒ともアメリカ人家族の家。 近所にも外国人が多く住む。 よく見れば、玄関先にカボチャの提灯が下がっている。 これが祭りに参加しているという印。 このアメリカの行事ハロウィーンは、 ヨーロッパ暮らしが長かった私には馴染みがないが、 この頃は何故か日本にも定着してきたようだ。 10月に入ると、花屋の店先はカボチャだらけになる。 向かいの家のハロウィーン飾りを写真に撮ろうかと階下に下りる。 と、丁度その時戸が開いて仮装した子供達が出てきた。 これから近所をまわるらしい。 親だってちょんまげをつけたり、魔法使いや魔女になったり、 大いに楽しそう。 日本の「お盆」と収穫祭が一緒になったようなこのお祭りは、 ケルトの自然信仰宗教では1年の終りにあたる10月31日に 死者の霊が家に帰ってくるという言い伝えからきているという。 暗くなっても集団でまわってお菓子を貰っていた日本人の親子たち、 自分たちの家でもカボチャの提灯をつけて、 配るお菓子を用意していたのだろうか? アメリカ人の家をまわって、お菓子を貰う日なんて思っていなければ良いが...。 スイスの山の農家で見かけた大きなカボチャを思い出した。 器が可愛いのでつい買ってしまったハロウィーン菓子。 来年はこれにカボチャプリンを作って入れよう。
by sawa_keura
| 2007-10-29 23:06
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