急に思い立って出かけた京都、
祇園の「鍵善」で、変わった生菓子を見つけた。 「ひちぎり」 ![]() 京都の雛祭りの代表的な生菓子とのこと。 「ひちぎり」(引千切)は、子供の幸福を願う公家のお餅としてはじまり ヨモギ、求肥やしん粉で作られた餅を引きちぎった形にし、 その上にきんとんやあんがのせられる。 宮中行事の上巳の節句では、もち菓子の用意に手が足りず、 餅を丸めている暇がなかったため、餅を引きちぎってくぼみを作り そこにあんこをのせるという簡易化がなされたという説があるそうだ。 古くは平安時代の「戴き餅(いただきもちい)」という儀式に由来するともいう。 そういえば、「紫式部日記」に幼児の儀式として書かれていたように思う。 私にとって桃の節句のお菓子というと、雛あられ、菱餅だが、 金沢では金花糖という色鮮やかな砂糖菓子が飾られていた。 京都で新たな雛菓子に巡り合えたのは幸運だった。 家に帰り、春を呼ぶきれいな生菓子と共に抹茶を楽しんだ。 ![]() ■
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by sawa_keura
| 2016-03-12 12:33
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