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富山県庄川の鮎
6月の声を聞き、店頭にアユが並びだすと、
毎年無性に行きたくなる場所がある。
富山県庄川温泉郷にある料理旅館「川金」の鮎小屋だ。
炭火で焼き上げた小ぶりのアユの絶妙な美味しさを知った所だ。

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金沢在住時代には、毎年ドライブがてらでかけ、
食後は温泉で一浴びして帰ったものだったが、もう10年以上が経ってしまった。

毎年話題になりながら実現できないでいたが、
北陸新幹線が開通して大幅に時間が短縮された今年、話は現実みを帯びた。

それなら足を伸ばして、福井県今庄の越前そばも...
かくて、北陸フリー切符を利用した老夫婦のノスタルジック味の旅が実現した。

まず新幹線で金沢、福井を通り過ぎ、鯖江で乗り換えて今庄下車。
10年余前と変わりない「ふる里」でおろしそば2杯。
昔のままの歯ごたえ十分な越前そばに、来た甲斐あったと嬉しくなる。

その晩は金沢で馴染みだった串焼き「ちょう吉」へ。
ここも味は昔のまま、昆布出汁のおでんと炭火焼の串を思う存分頬張る。

そして翌日はいよいよ庄川へ。
新幹線で新高岡、城端線に乗り換えてチューリップの砺波へ。
初めて乗ったローカル線の車窓からは、砺波平野独特の散居村が美しい。
屋敷林に囲まれた立派な農家が田園に点々と散在する。
しかし核家族化した昨今、空き家が目立つというから、
こんな風景もいつまで見られるかわからない。

砺波駅からはタクシーで15分ほど、庄川沿いの旅館に着く。
その庭先に立つのが、いろり茶屋「鮎の庄」

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2013年6月に新しくなったとのことで、昔の鮎小屋の雰囲気はなくなったが、
往時のままに香ばしく焼き上げられたたアユ6本、頭から尾まできれいにいただいた。

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以前はもうもうと煙っていたいろりもすっかりきれいになっていたが、
ご主人の手さばきは変わらず、
丁度北陸は前日がアユの解禁だったそうで大賑わいだった。

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金沢行き新幹線を待つ新高岡で、旅土産を物色、
伝統工芸高岡銅器に因んで、鋳物の小さな「おともりん」を求める。

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収納袋をも兼ねる手すき和紙の台におりんをのせて、
天然石のりん振り子でそっと叩くと澄んだ良い音が響く。
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by sawa_keura | 2015-07-15 13:09 | 食べる
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