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チューリッヒ美術館展
2014はスイスと日本国交樹立150周年として色々なイベントが企画され
日本ではあまり知られていないスイスの画家の美術展も多かった。

「バルティス展」「ヴァロットン展」は行かれなかったが
「チューリッヒ美術館展」(国立新美術館)では、懐かしい作品に再会した。

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住んでいたのはもう25年も前のことになってしまったのかと
あくまでもきれいで、空気がキリリとしていたチューリッヒの街の佇まいと
ゆったりとして居心地の良かった美術館の様子を思い出しつつ
古い友に会うような気分でカンディンスキーやジャコメティーの作品に対した。

度々訪れたこの美術館で、スイスの作家たちセガンティーニやホドラーを知り、
青騎士やブリュッケのドイツ表現主義や現代彫刻の面白さに目覚めたのだった。

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今回の展覧会は、印象派からシュルレアリズムまでの作品を
一人の作家を特集する「巨匠の部屋」と、
各時代の美術運動や流派をまとめた「時代の部屋」とを交互に巡っていく構成で
すっきりとわかりやすい展示であった。

説明書によると、チューリッヒ美術館は、
18世紀末に町の芸術家が立ち上げた愛好会から始まり、
今日、運営は市と共に2万人のチューリッヒ芸術界の会員に支えられているという。
何事にも市民が絡み、協力しているスイスらしいと思う。
2017年には新館ができるそうだ。 行く機会があるだろうか?
by sawa_keura | 2015-01-23 16:46 | 観る
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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