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桃始めて笑う
「啓蟄」の初候(新暦3月5日~9日ころ)は「蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく)」
次候(3月10日~14日ころ)は「桃始めて笑う」
桃のつぼみがふくらみ、花が咲き始めるころだ。

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立春後寒い日が続いていた東京だが、
この数日の暖かさで一気に草木の花のつぼみが膨らみ始めた。

とはいえ、北日本では猛吹雪、
西日本では黄砂にPM2.5、そして例年の数倍の花粉飛来。
春が来たというのに、喜んでばかりはいられない。
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だが、ぎゅっと硬く閉じて寒さに耐えていたバルコニーの木々の芽や
花のつぼみが膨らみ咲き始めると、我が身の緊張感も溶けて
今年も元気に咲いてくれた花たちに愛おしさを感じる。

今年で10年目の最初は小さかったガーデンシクラメンはこれからが花の季節
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寄せ植えの片隅にあったブライダルベールも大きくなった
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植木鉢の主がまだ寝ている内に根元で静かに咲くすみれ
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しかし未だ寒さの残る2月に、春の息吹を感じさせ元気づけてくれるのはチューリップ。
北ヨーロッパの暗く寒い冬の殻を破って芽を出し、花を咲かせてくれた花。
当時を思い出しつつ、立春からはチューリップを活け続けた。

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昨日も、春の花でいっぱいの店先で悩んだが、
これが今年最後と、原種の赤いチューリップを求めて帰った。
by sawa_keura | 2013-03-09 22:11 | その他
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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