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新井淳一の布  伝統と創生
布とは:
ーたて糸とよこ糸からなる構造体である
ーまるで水のように
 使われる場所にあわせて自由に形を変える
―表と裏がある
―人間の手のわざから生まれる
―自然の力によってかたちづくられる
                                新井淳一

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テキスタイルプランナー新井淳一(1932年生)60年の布づくりを紹介する展覧会が
東京オペラシティアートギャラリーで開かれている。

新井は家業の織物業に従事する中、伝統的な手仕事を起点に
早くから新しい染織に加工を施した布の創造に取り組んだ。

1970年代から80年代には、三宅一生や川久保玲など内外の
ファッションデザイナーと共同で新しい布の創作に従事した。

会場はDGTの田根剛によるものだそうだが、
60点に及ぶ布が光に反射し、輝き、うごめく様は圧巻で、展示構成にも惹かれた。
壁には、映像、解説、手で触れる布の展示もあり、時間を忘れる。

プラスチックフィルムをベースに様々な加工を施し細く切断して作る糸(スリットヤーン、
メタリックヤーン)で織った超軽量の布
それを絞り染めの技法を使い化学薬品で部分的に溶かし、透明と反射を共存させた布

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複雑なジャガード織物
表裏でパターンが違う四重組織の織物
ウールの布を長時間水洗いしてできる量感のあるフェルト

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伝統を踏まえた上での自由な発想、あくなき探求心と新しい物づくりへの努力が
斬新な、人を魅了する作品を作り上げる原動力なのだと強く感じた。
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by sawa_keura | 2013-02-24 16:36 | 観る
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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