念願かなって10月末に近江八幡へウイリアム・ヴォーリズ建築を見に行ってきた。
2009年汐留ミュージアムでの展示会でヴォーリズが 山の上ホテル、主婦の友社、明治学院チャペルや東洋英和本館などの建築家であり、 且つ懐かしい看護婦さんの意匠で知られているメンソレータムの 「近江兄弟社」の創始者の一人であると知った。 「建物の風格は人間の人格と同じく、その外見よりむしろ内容にある」という ヴォーリズの考えに興味を持ち、ぜひ近江八幡に残る建築を見たいとずっと思っていた。 明治38年(1905)海外伝道を志したヴォーリズは 英語教師として近江八幡に赴任したが、2年後教師を解任され、 以後キリスト教主義に基づく事業を展開し、建築に携わることになる。 池田町洋館街 「ウオーターハウス記念館」 (大正2) ダブルハウス(2世帯住宅) (大正10) 旧八幡郵便局 (大正10) ヴォーリズ邸 (昭和6) ヴォーリズ記念病院 (大正7) 礼拝堂 五葉館 (結核患者のサナトリウム) 中央にホールがあり、その周り五方向に病室がある。 間取りが楓の葉の形から五葉館の名。 教会、学校、住宅、別荘、社屋、公共施設などヴォーリズの設計による 色々な様式を取り入れた建物は、全国に1600以上あったという。 住む人、使う人の気持ちに沿った親しみやすい建物の感がした。
by sawa_keura
| 2012-12-06 17:03
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