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松本市美術館と草間彌生
一日半安曇野を楽しんだ後、松本市へ向かった。
現存する日本最古の五重天守(1593~4年築)のある松本城は
威風堂々とした風格ある松本市のシンボルであった。

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北杜夫、臼井吉見、辻邦生などの母校として親しみのある旧制松本高校の近くに
松本市美術館がある。

正面入り口前で目の覚めるような色彩で迎えるのは
松本市生まれの現代アート作家、草間彌生(1929年生)の作品。
折からの雨に濡れた広場に作品が映って面白い効果をあげていた。

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松本市美術館も最近の地方美術館の例にもれず、
明るく清潔で立派な建物で、ゆったりと過ごせるよう配慮してある。

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2階の窓からは間近に野外芸術を鑑賞でき、見上げるのとは違ったおもしろさだ。

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ここの3階に草間彌生の常設展示場がある。

幼いころから幻覚や幻聴に悩まされていた草間彌生は
京都市立芸術工芸学校で日本画を学んだ後、1957年渡米
16年間NYを中心にパフォーマンス、反戦運動など「前衛の女王」として活動し
1973年帰国した。
1993年ベネチアビエンナーレ日本代表
1994年からは野外彫刻も手がけ、映像、文学にも幅広く活躍している。

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網目や水玉が平面や立体に乱舞する作品は奇抜ではあるが、
その色彩と造形、アイディアは魅力的で、
鏡や光を利用したインスタレーションなどとても面白かった。

水玉は 「地球のマル、太陽、月でもいい」と彌生は言っている。

  「人体に水玉模様をえがくことによって、その人は自己を消滅し、
   宇宙の自然にかえるのだ」            自伝「無限の網」

落ち着いた静かな町の印象を与える松本と草間彌生、不思議な組み合わせだ。
                               (松本周遊バス 水玉乱舞号)
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「まつもと水巡り」のパンフレットとガラスの水匙も手に入れたので、
次回はじっくり松本市の風土と歴史に触れてみたいと思う。

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by sawa_keura | 2011-05-28 21:41 | 旅する
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