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カテゴリ:観る( 88 )
春の兆し
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種が落ちて自然に生えて花を咲かすすみれ、
今年もバルコニーで健気につぼみをふくらませた。
そして今日は明るい日差しを浴びて、春の訪れを告げていた。

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3日前は2月の気候の冷たい雨にふるえていたのに、
今日は「うぐいすの初鳴き」のニュース。
春はもう間近まで来ている。

春の気候は定まらない。
2週間前、京都相国寺は雪景色、シンとした朝の境内は格別だった。
思いもよらぬ、春の雪

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かと思えば、暖かい日の光が苔を染め上げる。

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by sawa_keura | 2016-03-17 23:38 | 観る
五百羅漢展
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羅漢とは、阿羅漢の略で、尊敬を受けるに値する人の意。
小乗仏教の最高の悟りに達した聖者とのこと。

五百羅漢とは、釈迦入滅後の第一回経典結集および第四回結集の時に
集まったという500人の聖者のこと。

お寺の境内を歩いていると、奉納された羅漢像を見かけることが多い。
笑っていたり、しかめ面だったり、怒っていたり、大口を開けていたり、泣いていたり...
持ち物も色々、動作も色々、見飽きることがない。

現代美術家 村上隆の描く五百羅漢はどんなだろうかと楽しみに
六本木森美術館の「村上隆の五百羅漢図展」へ出かけた。

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色彩に、構図に、迫力に、ただただ圧倒され、引き込まれた。
見ていて楽しい! 親しみやすい! うきうきする! 仏画だ。
描かれた羅漢を始め動物たち全てが優しさを感じさせる。

全長100メートルに及ぶ作品は、村上隆の構想をもとにした
画学生たちとの共同制作だという。

村上は増上寺所蔵の狩野一信の「五百羅漢図」から着想を得て製作したという。

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3月まで増上寺で展示されている狩野一信の五百羅漢図も見てみたいと思う。
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by sawa_keura | 2016-02-13 17:05 | 観る
「染めの小道」 落合・中井界隈 (新宿区)
2月27日午後、久しぶりに妹と西武新宿線中井駅に降り立った。
東京都広報2月号で、「染めの小道」のイベント開催を知ったからだ。
中井駅は実家の最寄り駅であったから、子供の頃
妙正寺川の周辺に染め物屋さんがあったのは覚えている。

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駅周辺では染めの着物に運動靴の大学生たちがイベントに協力している。
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江戸の染め物職人は神田紺屋町に集まって、江戸小紋や江戸更紗を創りだしたが、
明治時代に入りきれいな水を求め、神田川と妙正寺川とが合流する落合に移り住んだ。
昭和初期から30年代にかけ、京都や金沢に並ぶ染め物の産地として
300軒を超える染色関連事業が軒を連ね、
染めた反物を妙正寺川で洗う風景が見られたという。

今では少なくなってしまったが、その技術を受け継ぐ職人や作家たちが
落合・中井界隈を「染めのまち」として発信しようと地域の人たちと
6年前から始めたイベントは、川面に反物を張る「川のギャラリー」が圧巻だ。
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きれいな江戸小紋や友禅染め乃反物と共に、近隣の小学生が染めた物も翻る。

「道のギャラリー」は店舗や銀行などの軒先に下がる97枚の暖簾、
製作者とお店の人との話し合いでできたものだという。
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工房「二場苑」内では、ずらっと並んだ道具類が美しい
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小さい頃、庭に伸子張りで整えられて干されていた反物の様子を思い出す。
洗い張りこそ、今や家庭では全く見ることのなくなった風景だろう。

林芙美子記念館の庭で
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by sawa_keura | 2015-03-01 16:06 | 観る
ホドラー展
チューリッヒ美術館で階段を上っていく時、強い力と鮮やかな色で圧倒されるのは
ホドラーの壁画「無限へのまなざし」 (1913~17)

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七草の前日、今にも雨が降り出しそうな曇天の中久しぶりに上野へ足を伸ばした。
国立西洋美術館で10月から始まっていたホドラー展の会期終了が迫っている。

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スイスのベルンに生まれたフェルッディナンド・ホドラー(1853-1918)は
生涯スイスにとどまって、身近な景色アルプスを描き続けた国民画家である。

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もう一人のスイスの画家セガンティーニと共に、日本ではあまり知られていないし、
赴任当初、私自身も風景画に面白みを感じなかった。
だがスイスに住んで何年も経つと、不思議なことに彼らの風景画の中に
スイス特有の空気、風、匂い、体にまとわりつくスイスらしさが感じられるようになった。

しかし、ホドラーで特筆すべきなのはその絵に見られるリズム感だろう。
                      感情Ⅲ  (1905)
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                      オイリュトミー (1895)
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オイリュトミー(eurythmy)とは良きリズムと言う意味で、リトミック(eurhythmics)の考案者
スイスの音楽教育家エミール・ダルクローズ(1865~1950)と影響しあった。
リトミックは運動を通して音楽を学び経験する音楽学習方法論で
音楽を通じた身体と感情の動きの一体化を目指した。

身体の動きによって表わされる人間の感情、運動する身体が作り出す「リズム」、
自然の世界における秩序、類似する形態の反復の存在「パラレリズム」、
ホドラーを「死」から「生」へと目醒めさせたという。

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小学校で、日本におけるリトミック教育の先覚者天野蝶先生に受けた授業、
ホドラーの絵画を見ていると、先生のタンバリンの音が聞こえて来て
それに合わせて手足ばらばらに拍子を取る練習をした時間が懐かしく思い出された。

ホドラーの描く人物のリズムに惹かれていたのは、
小学生時代からの身体に刻み込まれたリトミックのリズムだったのだろうか?
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by sawa_keura | 2015-01-27 16:18 | 観る
チューリッヒ美術館展
2014はスイスと日本国交樹立150周年として色々なイベントが企画され
日本ではあまり知られていないスイスの画家の美術展も多かった。

「バルティス展」「ヴァロットン展」は行かれなかったが
「チューリッヒ美術館展」(国立新美術館)では、懐かしい作品に再会した。

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住んでいたのはもう25年も前のことになってしまったのかと
あくまでもきれいで、空気がキリリとしていたチューリッヒの街の佇まいと
ゆったりとして居心地の良かった美術館の様子を思い出しつつ
古い友に会うような気分でカンディンスキーやジャコメティーの作品に対した。

度々訪れたこの美術館で、スイスの作家たちセガンティーニやホドラーを知り、
青騎士やブリュッケのドイツ表現主義や現代彫刻の面白さに目覚めたのだった。

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今回の展覧会は、印象派からシュルレアリズムまでの作品を
一人の作家を特集する「巨匠の部屋」と、
各時代の美術運動や流派をまとめた「時代の部屋」とを交互に巡っていく構成で
すっきりとわかりやすい展示であった。

説明書によると、チューリッヒ美術館は、
18世紀末に町の芸術家が立ち上げた愛好会から始まり、
今日、運営は市と共に2万人のチューリッヒ芸術界の会員に支えられているという。
何事にも市民が絡み、協力しているスイスらしいと思う。
2017年には新館ができるそうだ。 行く機会があるだろうか?
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by sawa_keura | 2015-01-23 16:46 | 観る
War Horse
念願の「War Horse」を渋谷ヒカリエのシアターオ―ヴで観てきた。
一昨年ニューヨークで、会期の関係で見損なったミュージカルだ。

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舞台は第一次世界大戦前の英国の農村、仔馬がセリにかけられる。
出てきた仔馬の扱いに、あっと驚き、目が舞台に吸いつけられた。
3人で馬を扱うのは、まさに浄瑠璃の手法...、いや、操り人形か?
ヨーロッパには、古くから様々な形の操り人形劇(パペット)が存在する。

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空を舞う鳥は、日本舞踊で使われる蝶やトンビの手法と同じようだ。
ちょこちょこ歩くアヒルの扱いも面白い。

仔馬ジョーイが成長した時、開戦、ジョーイは軍馬として連れさられる。
馬の中に入って前足と後ろ足になる二人と首の使い手の絶妙な動きで、
馬が走り、喘ぎ、呼吸する。 まるで生身の馬を見ているようだ。

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真っ暗な舞台の裂け目のような背景には、空が、戦場が、閃光が映し出される。
耳をつんざくような爆発音、煙、光、
倒れた馬から使い手たちがすっと立ち去ると、馬は魂のない抜け殻となる。

淡々とした男性コーラスと相まって、戦争の悲惨さを描き出す。

折りしも第一次大戦勃発から丁度100年にあたる今年、
ヨーロッパでは過去を、戦争の歴史を見直す気運が広がっているという。

マイケル・モーバーゴの原作、スピルバーグの映画にも興味が湧いた。
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by sawa_keura | 2014-08-10 17:40 | 観る
「コメ展」 21_21 DESIGN SIGHT
ミッドタウン、デザインサイトで2月からしている「コメ展」、
気になりながら行く機会がなかったが、
連休にはいる直前、関連イベントの「コメピクニック」に惹かれて出かけてみた。

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ミッドタウンに着いたのは12時半、青空が広がり暖かく絶好のピクニック日より。
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「お米の食べ比べセット」¥500券を購入。
全国の10種類のお米から好きな3種類の俵おにぎりを選ぶと、
それぞれに佃煮、牛のしぐれ煮、ふりかけ、塩などとみそ汁が付いてくる。
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私は、おかずに惹かれて、石見銀山つや姫(島根県)、逢地さがびより(佐賀県)
芦別ななつぼし(北海道)を選んで芝生広場へ
名前の由来や味の特徴が記された紙を見ながら、久しぶりのピクニック気分。
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緑の向こうに見えるビルを眺めながら都心でのピクニックを満喫したら、展示会へ
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地球規模でかんがえるコメの過去、現在、未来
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太平喜餅酒多多買   (歌川広重)
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各地のしめかざり  「繩」とは汝(な)と我(わ)の交わり
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「たうたう稲は起きた
 まったくのいきもの
 まったくの精巧な機械 ... 
 いま小さな白い花をひらめかし」            (宮沢賢治)
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稲の標本  
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コメの衣装 (産地を表わすコメ袋)
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          能登                  佐渡
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シュミレーションゲーム感覚の米炊き、      すごろく
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米偏の字を選ぶコメみくじ、米粒に拡大鏡を通して豆文字を書くなど
参加型展示コーナーも充実していて、なかなか面白かった
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毎日いただくご飯、今は富山の知人からおいしいお米を送って頂いているが、
外国に暮らした折には、ベルギー、イタリア、オーストラリア、カルフォルニア米も食した。
世界中で地域の気候、食文化に根差したコメが作られ、食べられている。
近年日本の米消費量は減っているそうだが、
お米がいかに日本人の文化や生活と密接に結びついているか再認識させられた。

連休中には孫も両親と共に出かけ、ピクニックも展示も藁細工のワークショップも
大いに楽しんだようだ。

お土産は 「色々米」 とおにぎり模様のペパーナプキン
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by sawa_keura | 2014-04-29 14:36 | 観る
あいちトリエンナーレ
22日最終日前日、山種美術館の「古径と土牛」展へ行ってきた。

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生誕130年にあたる小林古径(1883~1957)の作品を中心に
同門の奥村土牛(1889~1990)との交流をたどる展覧会で興味深かった。

振り返ってみれば今年も、美術展のお蔭で
沢山のすばらしい絵画や彫刻に出会うことができた。
特に今年はニューヨークを始め、岩手、京都、名古屋にも足を伸ばした。

10月、会期を1週間残す「あいちトリエンナーレ2013」も日帰り見学だった。

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国際芸術祭2回目の今年は「揺れる大地」というテーマで
震災と原発事故を意識した内容となっていた。
名古屋市と岡崎市の文化センター、美術館、地下街、街のビルや店が会場なので
ガイドブックの地図を頼りに町を歩くことになる。
限られた時間だったので、名古屋市会場のみを精力的に見て回る。

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まずはメイン会場の「愛知芸術文化センター」で宮元佳明の「福島第一さかえ原発」、
文化センターの中に入れ子のように原子炉建屋が再現されている。
設計図やテープで原寸大で写し取られた建屋に現実を突きつけられる思いがした。

被災した学校の黒板やチョークの山による作品、避難所での生活の映像、
防護服姿の大きな子供の立像「希望のモニュメント」(ヤノベケンジ)

芸術祭の副題は「われわれはどこに立っているのか 場所、記憶、そして復活」

岡本信治郎 「ころがるさくら」
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ヤノベケンジ 「ウルトラサンチャイルド」 太陽の結婚式場
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ヤノベケンジ 「クイーン・マンマ」
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ヤノベケンジ 「太陽の礼拝堂」
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池田剛介 「サイクルクエイク」
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池田剛介 「干渉の森」
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名和晃平 「フォーム」
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山下拓也 「雨に散るfeat横浜の」
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THE WE-LOWS
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様々な表現方法で現代を問う興味深い作品が沢山あり、
時間が限られていたのが残念であったが、充実した一日を過ごすことができた。

美術館の中だけで見るのと違い、街を歩き、街と共にある現代アートを見て楽しむ
地域に根差した芸術展は、最近あちこちで開催されるようになった。
来年も出来るだけ時間を見つけて、地域規模の現代アート展と共に
貴重な日本古来の美にも親しんでいきたいと思う。

9月から来年1月まで開かれている森美術館の「六本木クロッシング2013」もお勧めだ。
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by sawa_keura | 2013-12-31 16:12 | 観る
「幽霊・妖怪画大全集」展
お盆休みですいているかしらと出かけた横浜そごう美術館、
いつもの展覧会より混んでいてびっくり。
猛暑で外に出るよりデパートの中で過ごそうと考える人が多いのか、
夏だから、幽霊・妖怪画を見て涼しくなろうと思う人が多いのか?

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京都出身の日本画家、風俗研究家の吉川観方(1894~1979)は
絵画、染色、工芸などの風俗関係資料を収集し、
日本の風俗史を研究するなかで幽霊や妖怪に強く惹かれたという。

今回の展覧会は、福岡市博物館に所蔵される吉川観方コレクションを中心とした
江戸中期から昭和初期までの浮世絵や肉筆画の幽霊・妖怪画であり、
伝円山応挙筆の幽霊、骸骨を始め、若冲、国芳、暁斉、広重などの作品が並ぶ。

幽霊や妖怪は、世界各国で昔から題材となってきたが、
日本では室町時代に歌謡や歌舞伎のテーマとして扱われるようになり、
江戸時代には怪談という形で伝承され、幽霊話が流行、
草双紙・浮世絵で描かれるようになった。

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下半身がもうろうとし、肘を曲げ手先が垂れる姿は享保年間以降で
幽霊画が得意だったと言われる円山応挙(1733~1795)の影響とのこと。
なぜか美しい幽霊が多いような気がする。

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古道具、タヌキ、キツネなど、身近な物や動物、自然がお化けや妖怪として描かれる
「百怪図巻」(1737)、重光「豆腐小僧」などは怖いというよりおもしろ楽しく
「ゲゲゲの鬼太郎」へと繋がるのが理解できる。

時節柄か、他の2会場でも中世から近世そして現代までの妖怪表現から
日本人の世界観を追う展覧会が開かれている。

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by sawa_keura | 2013-08-21 17:23 | 観る
「若冲が来てくれました」展
東日本大震災復興支援事業として岩手県立美術館で開催されている
プライスコレクションを見に行ってきた。

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急に思い立って、前日に新幹線の乗車券を取り、日帰り一人旅。

曇り時々雨という予報だったが、11時頃着いた盛岡は晴れていた。
まず、観光案内所で地図とバスの時刻表を手に入れ、
盛岡三大緬の一つ、じゃじゃ麺と鶏卵湯(チータンタン)で腹ごしらえ。

2001年10月オープンの岩手県立美術館は、
駅を挟んで街とは反対側の雫石川を渡った先にある。

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     舟越保武                      ポスター
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美術館脇の芝生では、絵を見に来たらしい高校生がお弁当を食べている。
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私はこの展覧会で、プライスさんの江戸絵画に対する視点を知りたいと思った。
私的なコレクションであれば、収集家の個人的な興味や好みが反映されるはずだ。
日本絵画の専門家でない外国人がどうして江戸絵画を集めたのだろうか?

たまたま友人から借りた「謎の十字架」 (トマス・ホーヴィング)を読んでいることもあって
美術収集家に興味がわいている。

「岩上猿猴図」(渡辺南岳)、「猿図」(森狙仙)、「百福図」(雅熙)、「栗樹猿猴図屏風」
「群鶴図」(若冲)、「白象黒牛図屏風」(長沢芦雪)、「貝と梅の実」(鈴木其一) ...
「葡萄図」、「芭蕉雄鶏図」、「虎図」 そして、「鳥獣花木図屏風」(伊藤若冲)

動物、草木花、美人、どの画にも穏やかな空気が流れている。
生きものの目は優しく、表情や動作は笑いを誘う。
生きている喜びにあふれている。

プライスさんが画に求める心が感じられる気がした。
思い思いの気持や感想を語り合う鑑賞者も楽しそうだった。
会場全体に和やかな雰囲気が満ちていた。
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by sawa_keura | 2013-07-07 16:33 | 観る



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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