「実りの秋」といわれるが、
野菜に関して言えば、春こそ実りの季節ではないだろうか。 グリンピース、絹さや、インゲン、そら豆、そして枝豆...。 若緑色の豆類が春を告げて店頭に並ぶ。 ぷっくらしたそら豆の形のオードーブル皿にかかった 淡い深みのある緑水色の釉薬はメロン灰釉である。 底にたまった透き通るようなグリーンの釉薬が美しい。 夕張ではメロンの収穫が始まったと新聞に出ていた。 夕張市に住む陶芸家、岩井孝道さんは この収穫された後のメロンのツルや葉を燃やした灰を用いて釉薬をつくる。 (桜の花びらの豆鉢に蕗味噌をいれて) メロンの香りと味が口に広がってくるような色の器には メロン特有の品の良さが漂っている。 これはトマトの茎や葉の灰釉を使った器。 トマトの青臭さが感じられる。 同じ作家が作っても、雰囲気が全く違うのがおもしろい。 尚、私がそら豆形と思っていた皿は ご本人のHPで見ると「雲の3種盛皿」となっている。
by sawa_keura
| 2009-05-24 13:57
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