もう20年も前に子供達が来ていた手編みのセーター。
甥や姪の所をまわって手元に戻ってきた。 丁度ヨーロッパに住んでいた時代だったので 手軽に入る発色の良い毛糸を使って イタリアやフランスの雑誌を頼りに何枚も編んで楽しんだ。 全体的に洗濯疲れしていて、孫にまわす状態ではない。 だが、毛糸自体は未だ大丈夫そう。 何はともあれと、解くことにした。 編むには時間がかかるが、解くのは簡単。 次は椅子の足を利用して輪に。 子供の頃、腕を突き出して母が輪を作るのを手伝ったのを思い出す。 腕が疲れて下がったり、張りが弱くなって注意されたことも。 洗って蒸気で伸ばし、毛糸玉が出来上がった。 若い頃のように根気も体力もなくなったから、小物を編むことにする。 そして、テレビを見ながら合間合間に編んでできたのが ポット用の帽子、ティーコージー。 本当は、陶器の人形を上につけてスカートの部分になるのだが、 50年前にはロンドンでいくらでも手に入ったのに今はなく、アンティークとのこと。 私の手元に残ったのも1つになった。 美味しい紅茶を入れるには、ティーコージーが欠かせない。
by sawa_keura
| 2009-01-27 09:19
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