日経新聞金曜日の「ニュースな科学」ページは
日頃 気になってはいても知らない世界やわからない事柄に 目を向ける機会を与えてくれる。 そこの「探訪サイエンス」で紹介されていた2つの展覧会に行ってみた。 国立科学博物館で去年秋から2月末まで開催されていた「ヒカリ展」 「宇宙と光」 「地球と光」 「人と光」をキーワードに光の魅力や不思議をを紹介している。 太陽と地球磁気圏の関係やオーロラの立体構造の説明はピンと来なくても、 3Dメガネをかけて見るオーロラ(2013年アラスカで撮影)は迫力満点 宇宙から地球に降りそそぐ光が作り出す雄大な美しさに魅せられた。 ヒカリには目に見える光(可視光)だけではなく、 電波、赤外線、紫外線、X戦なども含まれる。 普通の明かりの下ではただの石が、紫外線の下では鮮やかな緑や赤に輝く。 「構造色」という特別な仕組みで光る羽を持つ昆虫たちもいる。 ガリレオ、ニュートン、レントゲン、アインシュタインなど 光の研究に取り組んだ研究者たちの研究説明や初版本、スケッチも豊富に並ぶ。 ノーベル化学賞の下村氏が発見した蛍光たんぱく質の応用研究も盛んだ。 オワンクラゲやサンゴの蛍光タンパク質の遺伝子組み換えで誕生した光る蚕とその繭 その繭を使って作ったクリスマスツリー プランクトンの蛍光タンパク質を夏スミレに導入して造った「光る花」 半分も理解できなかったが、光の不思議にちょっと触れることができた気がした。 折角だからと、子供向けに書かれた評判の入門書「アインシュタインと相対性理論」 を読んでみたが、途中からやっぱり分からなくなった。 NTTインターコミュニケーション・センター「オープン・スペース2014」では コンピューターやLEDやセンサーなどの技術を取り入れたメディア・アートを体験 これ又仕組みは全く分からなかったが、五感を使ってメディアアートを楽しんだ。 「指紋の池」では、センサーに自分の指を置くと指紋が ディスプレーの中で魚のように泳ぐ沢山の指紋の中に泳ぎ紛れるのだが、 再度センサーに指を置くと泳ぎ戻ってくる。 宇宙の中で飛び交い地球にも飛んできている放射線である宇宙線の 生成と消滅を光の点滅で表わしている作品。 21枚の細長い白い板でできた動く彫刻。 音が反響しない完全に密閉された無饗室の中で聞く音楽。
by sawa_keura
| 2015-03-08 17:46
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