6月中旬、店頭に青梅が並びだすと同時に始まった梅仕事も
今年は遅い梅雨明けで長引いたが、梅干しの土用干しで終わる。 今年も例年通り梅ジュース 真夏中、梅ジュースの水割りが疲れを癒してくれる。 そして去年初挑戦したジップロック袋使用の梅干し作り 梅干しそのものよりも、付属の梅酢がおいしくて重宝した。 一昨日よりバルコニーで土用干し中、 しっかり一瓶分の梅酢もとれた。 炊き立てのご飯に少し混ぜておくとほのかに梅の香がして ご飯のおいしさが際立つし、翌日も味が落ちないような気がする。 #
by sawa_keura
| 2016-07-31 16:53
| 作る、育てる
友人からお庭に咲いたスズランを頂いた。
ちょうど5月1日はスズランの日(Jour de muguet)、 フランス圏の国では母親や身近な人に早春の花束を贈る。 30数年前駐在していたブラッセルのまだ肌寒い早春の街で 道端にテーブルを出して小さな花束を売っていた光景を思い出す。 あれは、森から摘んできていたのだろうか? 沖縄那覇で求めた壺屋焼の抱瓶(だちびん)に活けてみた。 抱瓶は、中国朝鮮の影響を受け沖縄で発達した携帯用酒器で、 地方の豪族たちが持ち山を巡回したり、競馬を見に行く時に携帯し、 柄や色など競い合ったという。 #
by sawa_keura
| 2016-05-02 16:53
| 使う
4月14日、熊本県地方を襲った地震のニュースに戦慄した。
その後も本震、余震が1000回以上も続き収まる気配もない。 日本三名城の一つと言われる熊本城を訪れたのは、 地震のたった2週間前、3月の末だった。 「軍艦島と五島列島教会群を巡る長崎世界遺産ツアー」に参加した後 島原港からフェリーで熊本港へ渡り、熊本市へ立ち寄った。 1607年加藤清正が当時最先端の技術によって築城したと言われる熊本城は 優美にして堅牢と称されるにふさわしい城であった。 本丸への道を阻む石垣が美しい。 天守閣や本丸御殿などは西南戦争の折に焼失し、 天守閣は1960年、本丸御殿は2008年に復元再建されているが、 「清正流」と呼ばれる石垣は江戸時代の物がほとんど残っているとのこと。 圧巻は、やはり「武者返し」と呼ばれる石垣であろう。 微妙なそり返り、石組みのきれいさ、見飽きることがない。 青空の下、桜が5分咲きの熊本城は正に威風堂々としていた。 しかし、今回の地震で天主閣の屋根瓦や鯱鉾が落下し、櫓に被害が及び、 石垣の一部が崩落しているという。 ほんの一日にしろご縁があった土地、他人事とは思えない気がしている。 #
by sawa_keura
| 2016-04-29 15:39
| 旅する
4月8日は、お釈迦様の降誕日「灌仏会」。
花が咲きそろう時期なので、「花まつり」ともいわれ 様々な草花で飾った花御堂をつくり、浴仏盆に生誕仏を置き 甘茶をそそいでお祝いをする。 甘茶をそそぐのは、お釈迦さまが生まれた時、甘露の雨が降ったという言い伝えから。 たねやの「五泉」は、この日だけ販売される歳時菓子。 甘茶を練りこんだ求肥で餡をつつみ、 天の龍がそそいだ五色の甘露の雨になぞらえたそぼろがまぶされている。 春を迎える歓びの中に祝われる「イースター」と「花まつり」、 チョコレートもいいけれど、和菓子もいいなと歳時菓子を楽しんだ。 今年は桜もちょうど満開になり、花まつりにふさわしい一日だった。 #
by sawa_keura
| 2016-04-12 17:37
| 食べる
種が落ちて自然に生えて花を咲かすすみれ、 今年もバルコニーで健気につぼみをふくらませた。 そして今日は明るい日差しを浴びて、春の訪れを告げていた。 3日前は2月の気候の冷たい雨にふるえていたのに、 今日は「うぐいすの初鳴き」のニュース。 春はもう間近まで来ている。 春の気候は定まらない。 2週間前、京都相国寺は雪景色、シンとした朝の境内は格別だった。 思いもよらぬ、春の雪 かと思えば、暖かい日の光が苔を染め上げる。 #
by sawa_keura
| 2016-03-17 23:38
| 観る
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